という記事を書きましたが、その続編です。
pptファイル(PowerPoint 97〜2003まで保存形式)の場合、
できるだけパスや文字情報を残して画像を抽出するために
【別名保存】→【拡張Windowsメタファイル (*.emf)】
という手順のあと、IllustratorでEPS変換していました。
※詳細は Wordから画像を取り出す方法(その1) を参照。
pptxファイル(PowerPoint 2007以降の保存形式)の場合、
docxファイル(Word 2007以降の保存形式)と同様の手順で
簡単に画像が取り出せます。
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今回はLinux(Fedora)環境で書庫マネージャを使用しています。
他のOSの場合は拡張子を「.zip」等に変更してエクスプローラ表示。
エクスプローラ表示ができない場合はリネームしたファイルを展開すればOK。
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1.fig.pptx を選択してダブルクリック(fig.pptx を書庫マネージャで開く)

2.ppt フォルダを選択してダブルクリック

3. media フォルダを選択してダブルクリック

4. media フォルダ内で使用されている図版の拡張子を確認

【拡張子が png/jpeg/tif/bmp の場合】
→ ビットマップ画像(ラスターイメージ)なので Photoshop で加工
【拡張子が wmf/emf の場合】
→ パスやテキストが抽出できる場合が多いため Illustrator で加工
※ Illustrator の作業に関しては Wordから画像を取り出す方法(その1)
4. EMF ファイルを作成後、Illustrator CS3で開く 以降を参照してください。
記事:イナムラ