こんにちは、山本です。
人間とコンピュータとの会話で大事なインタフェースは何でしょうか?
それは、キーボード=鍵盤です!
人間とコンピュータを仲介する周辺機器としては、マウス、ゲームパッド、マイク、電子ピアノ、シンセサイザなど多種多様にあるけれども、文字情報を正確にコンピュータに伝えられるのは、キーボードでしょう。
もしあなたが万年筆をお持ちで、常用しているのであれば、それはもう、わが子のように丹念に手入れをするでしょう。
キーボードも同様です。日頃、仕事で利用しているキーボードをお手入れすると、気分一新ですね。
社内でもっとも利用しているキーボードは、IBM 5576-A01 です。そう、知る人ぞ知る、あの伝説ともいうべき、地球上の最高傑作キーボードです。いや、IBM 5576-A01 を "キーボード" とお呼びするのは、失礼きわまりなく、「鍵盤」という名がふさわしいでしょう。
夏の残暑が色濃い日々が続きますので、気分転換に IBM 5576-A01 のお掃除をしてみました。
IBM 5576-A01 のキートップは、簡単にはずせます。中性洗剤をいれたぬるま湯に刻印があるプラスチックのみをしばらくひたしておくと、手あかなどのよごれがよく落ちます。
ちょうどキートップを戻し始めたところです。今回は、2 つ分のお掃除だったので、キートップの戻し作業は、いつもの倍です。
キートップの戻し途中です。実は、D の場所を間違えてしまいました(笑
なんかこの角度がたまらないですね!そう、思いませんか?
車好きな人の気持ちが少し分かった気がします。
そして、ついに完成!最後のキートップを戻すまで、ドキドキです。キートップが一つでも無くなってしまうと、涙目です。
せっかくなので、ピカピカによみがえった IBM 5576-A01 をすてきな角度からお届けします。
まずは、この 1 枚!
ずしんと構えている Enter キーのこの雄大さ、イイですよね?
そして、キートップがずーっと向こうまで並んでいる、この優雅な直線、ずっと眺めていたいですね?
次は、この 1 枚!
この座屈ばね機構の絶妙な曲線と上部がわの重厚なプラスチックのラインを見ているだけで、惚れそうになります?
………、
…(沈黙)…、
………………………、
ということで、みなさまもたまにはキーボードのお掃除をしてみてはどうでしょうか?キーボードに愛着をもつと、普段の仕事も変わってくるかもしれませんよ!
最後に、私よりも熱く、詳しく語っておられる「IBM 5576-A01 - 鍵盤寸評 - 鍵人」さまのページ:
http://www.geocities.jp/kenjin_keyboard/5576A01.htm
をご紹介して、筆をおくことにいたします。
2011年09月15日
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これまで本当に壊れて使えなくなったのは2台くらいだったと思います
頑丈さとキータッチの安定性は今でもNo.1だと思います
山本くん、クリーニングありがとう。年をとってミスタッチが増えてきたなーと思っていたので、リフレッシュした気分で、またがんばれそうです。え? 新しいのを買えって?
5576キーボードを2つ持っている物なのですが、同じように洗濯し続けたことにより、文字シールが消えてしまいました。写真を拝見すると、文字シールがない状態があるようなのですが、文字シールは自作なのですか?