画像関係を扱った記事が見当たらないので、
今回は Word に貼込まれた画像の抽出方法をご紹介します。
Word に貼込まれた画像データの最適な抽出方法は、
使用している Office のバージョンによって異なりますが、
ウルス内でよく用いられるのは下記の2パターンです。
(1) Wordデータを PDF 変換する。
(2) Wordデータを PowerPoint に貼込み「EMF 形式」で保存。
(1) の PDF 変換は手軽ですが、Office のバージョンが低いと、
「文字化け」や「線化け」が発生しやすいのが難点。
そのため、多少手間がかかりますが (2) の方法をオススメしています。
【Word の図版を EPS に変換する手順 -- EMF 編】
1. Windows の Word でデータを開き、画像データを選択してコピー
2.PowerPoint を開き、白紙のスライドに Word からコピーしたデータをペースト
3. Windows 拡張メタファイル EMF 形式で保存(※1・※2)
※1 PowerPoint 2000 では EMF 形式は選択不可
※2 WMF 形式では文字がビットマップになるため、必ずEMF 形式を選択
4. EMF ファイルを作成後、Illustrator CS3 で開く
全選択[command + A]
↓
グループ解除[command + shift + G]
↓
不要な枠を消す
5. [書式] -- [フォント検索] でフォント情報を確認
→ 使用するフォントに置換(※3)
※3 オリジナルの図中フォントが MS ゴシックの場合は下記のフォントに変換
・和文フォント:中ゴシックBBB(新ゴLでもOK)
・欧文フォント:Helvetica Light
6. ファイルの色情報を変更
全選択[command + A]
↓
[編集]--[カラーを編集]--[グレースケール(or CMYK)に変換]を選択
↓
[ファイル]--[ドキュメントのカラーモード]--[CMYK]を選択(※4)
※4 ドキュメントカラーモードが「RGB」の場合、PDF 作成時に RGB エラーが発生するので注意
7. 別名で保存
・フォーマット:Illustrator Legacy EPS (eps 形式)
・バージョン: Illustrator 10 EPS(※5・※6)
・プレビュー: なし
※5 図版の保存は Ver.8 もしくは Ver.10 形式を選択
※6 Ver.10 形式で保存した場合、図版よりやや大きめな透明ボックスが必要
(罫線が消えることがあるため)
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この方法を使っても、原図がビットマップの場合は文字や線情報の抽出はできませんが、試してみる価値はあると思います。
(↑駄目なら諦めもつきますし)
表のデータも同じ手順で抽出できる可能性がありますから、
入力を始める前に EMF 変換を試してみてください。
他にも画像抽出方法をご存じの方は教えてくださーい!!
記事:イナムラ
画像って(著者の先生が気軽にpowerpointなどで
図や表などと描けるようになってから)
結構神経つかいますよね.